紫外線は身体と心に必要

投稿者: | 2019年2月21日

みなさんは日光浴してますか? 

プリズム

色は光で、光は波動です。普段、私たちが目にする光を可視光線と呼び、プリズムで光を分光すると虹の色が現れます。

この私たちが目にする色の光、紫〜赤まで全て混ざると昼間の太陽光です。



光は電磁波の一種ですが、それぞれの色も少しづつ波長の幅が違います。紫は波動が短く細かく、赤くなるにつれ幅が長く広くなります。

 
太陽光が遠くなった時には長い波長の「赤」が地上に届き、青や緑の波長は大気中に拡散されて地上に届かなくなるので、夕焼けは赤く見えるのです。
 
 
更に、可視光線の外側に紫外線や赤外線があります。赤外線ヒーターで暖かく感じたり、炭火の遠赤外線効果で食材が美味しくなったり、また、紫外線からお肌を守るべく様々なUVケアの商品がありますが、いずれも目には見えない光の波長の効果です。
 
 
 
実は紫外線は、殺菌効果や、セロトニンの分泌、体内でビタミンDを形成するのには必要な光。
 
 
人の身体の中で、唯一、目はむき出しの臓器と言われています。
目から入る「光」は体内に届けられて、必要な臓器に行き渡ります。
 
 
光を浴びず、日照不足が考えられる症状としては、うつ病、くる病、ホルモンバランスの調整、骨粗鬆症などが挙げられています。
 
 
適度な日光浴がどれくらいなのか?が難しいところですが、太陽光の強さや日照時間は国や地域によって違いますし、日本国内でも季節によって違うので、基本は朝の光と考えていいと思います。
 
 
人間(動物)も生き延びるために進化を繰り返しています。
 

昔読んだ「迷惑な進化」という本は、人種別のDNAの進化ついて書かれた本で、西ヨーロッパでチフスが流行った頃、体内に重金属が多いとチフスにかかりにく、もしくはかかっても死に至らないため、生き延びてきた人たちが、現在はその重金属をストックしてしまう体質によって迷惑を受けているというような話が盛りだくさんなのですが、

要は、もし人にとって本当に紫外線が身体に悪いのなら、紫外線を反射したり、吸収して分解するような身体機能に進化しているはずだと思うのです。
 
 
結論としては、日光浴をした方がいいのではないかという事です。
 
 
太陽光に当たることで痴呆が改善した、体調や心が良くなったなど、様々な症状が改善した事例が事欠かないのを考えると、長時間強い太陽光を浴びるのはオススメ出来ないにしても、1日に少しは太陽光を浴びることで健康の維持に繋がると考えられますね。